よくヘッドライトのレンズが白く曇っていたり黄ばんでいたりした車を見かけますね。ヘッドライトを曇らせる一番大きな要因は紫外線です。
国産車のみならず、ベンツなどの欧州車でも曇っている車をかなり多く見かけます。
せっかくの車が安っぽく、そしてなによりも凄く古くさく見えてて、すごく勿体ない。
そんな車のオーナーにも、なかには自分で曇り・黄ばみを直そうと、オー○バ○○スとかイエ○ハ○トなどで売っている、市販の「ヘッドライトの曇りを直せる」といううたい文句の品物を買ってきて、何度もチャレンジしたという方などもいます。
けれど、そんな方々が、皆、口を揃えて仰るのは、「今まで何回も自分でやったけど、その時は許せる程度にはそこそこ綺麗になるけど、1~2か月もすれば、早いと半月もすると、またどんどん曇ってきて、じきこんな状態に戻ってしまうんです。何度やっても同じで、それに、曇りが復活した時の曇り具合は、やるたびに酷くなっていくように思います。」というような話です。
残念ながら、一般の方が(言い方悪いけれど、素人の方が)しかも、そのようなどこでも手に入る市販の物を使い簡単な方法で、何度やっても、同じ結果になるでしょう。しかも、何度もやっていると仕舞には取り返しのつかない状態までレンズがいってしまう可能性もありますので、厳重注意ってところです。
左は、弊社でヘッドライトポリッシュ(曇り除去)施工をおこなう前の状態です。
下が、施工後の写真です。曇り・黄ばみ除去後のコーティングも施工しています。
弊社のヘッドライトコーティングは、施工後2~3年間(車の保管状況、使用状況などにより異なります)光沢が持続します。
お客様は、凄い綺麗完璧や!と感激されていましたが、弊社としては、実は少々残念な仕上がり状態です。もちろんご本人にも事前説明していましたが、この車のヘッドライトはカバーレンズ内側まで曇っていましたので、その分だけクリアー度が低いのです。
ヘッドライトのカバーレンズの内側の曇りを取るのは弊社では無理です。
内側の曇りを取ってくれるところってないかもしれません。
もしそのヘッドライトを作っている会社(メーカー)が、分解し、カバーレンズの曇りを取り、コーティングし、防水上問題ないよう完璧に再度組み上げてくれるならば可能だろうとは思いますが、そんなことやってくれませんし。
この車のヘッドライトに使用されているのは、キセノンバーナーです。
キセノンは他の電球(バーナー)と比較すると、紫外線を多く出しますので、カバーレンズ内側が曇りやすいのです。
ホイールが傷付きっ放しや汚れっぱなしの車と同じで、ヘッドライト(車の目)が黄ばんでいたり曇っていると、他人から見るとその車は、鮮度が落ちて目が曇った魚のように古臭く安物臭く見えてしまいます。
自分自身も、車を購入した頃の喜びと車に対する満足感が薄れてしまい、乗ることの嬉しさも無くなってしまいます。折角、良い車に乗っていても台無しですね。
ヘッドライトが黄ばみ・曇り・劣化していて、気になっている方、悩んでいる方、我慢している方。どうぞ気軽にお問い合わせ(078-651-1206)ください。