当初は若い女性の間ではじまったフィアット500の人気も、最近では凄い広がりで、男女を問わず20才代30才代の方を中心にして学生の方々にまで凄い人気ですね。
そういえば、「フィアット500」をベースにした「アバルト500」、そのまた「アバルト500」をベースにした車で、「アバルト」と「マセラティ」という2つのイタリアンカーブランドの名前を冠する世界で499台限定生産・販売の「アバルト 695 エディツィオーネ マセラティ」が発表され、そのうち日本では100台限定でフィアット クライスラー ジャパンが2月2日から予約受付を開始しました。発売は3月1日で、価格は499万円とのことです。ボディーカラーはマセラティの3層メタリック塗装「ポンテベッキオ ボルドー」の1色のみ。以前紹介した同じく限定で既に完売した「アバルト 695 トリブート フェラーリ」の569万5000円~という 価格よりは低いですが、その凄さと特別さを知らない分からない人が聞くと、あの軽自動車みたいに小っちゃくて可愛い車がそんなにするの?と驚くことでしょう。
もう予約開始から10日間も経っていますが、今頃こんな話するのには訳がありまして。
実は今日、いろんな所でフィアット500とアバルト500を凄く沢山見かけたので妙に印象に残ったんです。その殆どがフィアット500ですが、数台見たって日は最近よくあります。けれど今日は、数えたわけではないけど駐車場などで停まっていたのを含めるとたぶん15台以上は見たんじゃないでしょうか。ここまでくると、今日は偶然沢山見たというには多すぎますよね。こんなことがあるということは、やはりそれだけ凄い人気が広がっているということなのでしょう。
フィアット500に乗っている方を見ると若い男女が殆どでした、けれど2台だけ見たアバルト500(1.2リットル69馬力のフィアット500をベースに、ブランドともいえるレーシングカーの名門アバルトの名の元に様々なグレードアップをして、フィアットが正式にラインナップの1台として生産・販売している1.4L135馬力のブランドカー)は、レーシングカーの超名門であったアバルトのことを知っている世代といえるくらいのお年頃の男性が、2台とも乗っていました。
先日予約開始した 「アバルト 695 エディツィオーネ マセラティ」は「アバルト500」をベースに、イタリアンカーブランドのマセラティと2大コラボレーションしたスペシャルカーです。
1.4リッター直列4気筒DOHCターボエンジン180馬力で、「トリブート フェラーリ」ほどではないにしても最大トルクも250ニュートンメートル/3000rpmまでチューンアップされた、とても小さく可愛いその姿からは想像のつかないモンスターマシンです。
ホイールも 「トリブート フェラーリ」と同じく17インチアロイホイール(アルミじゃなくアロイ)で、「エディツィオーネ マセラティ」専用にデザインされたものです。その特徴は、マセラティのエンブレムでおなじみの「トライデント(三叉の銛)」の形をイメージしたものとなっています。
弊社へは、「フィアット500」「アバルト500」はもちろんのこと「アバルト 695 トリブート フェラーリ」も、内装やホイールの傷リペア(修理・修復・再生)やボディコーティングやホイールコーティングなどで入庫歴があるのですが、3月1日の発売日以降いつか「アバルト 695 エディツィオーネ マセラティ」も入庫してくることがあるでしょうか。「トリブート フェラーリ」は日本全国で150台限定。「エディツィオーネ マセラティ」は、日本全国でさらに少ない100台限定の車ですのでなかなかその機会はないかもしれませんね。