アルファロメオGT、助手席側の天井の煙草焦げ穴(タバコこげ穴)リペア(修理・修復・補修)をご紹介します。
下の写真は、左が補修前、右が補修後です。窓ガラスの直ぐ上の真ん中辺りです。
よくあるモケット(毛足の短い起毛タイプの布)とは違い、糸で織ったかなり凝ったはっきりした織り目柄のある生地です。
色んな色のファイバー(繊維)の粉を調合し色合わせして埋めていくなどして最終仕上げをおこなっておりますが、織り目を再現するのは不可能ですので、
穴の有った部分はそこの部分を注目して見ると、若干染みがあるようなのよう感じの見た目になってしまいます。
が、知らない人が乗っても、パッと見は、気付かれないであろう状態にはなっております。
「じゅう~ぶんですよ!」と言って、意気揚々とご出庫になられました。
今回の焦げ穴は、友人を助手席に乗せたときにつけられたそうですが、
タバコのこげ穴リペアでは、シート座面の次に多いのは、窓ガラス上部あたりの天井です。
窓ガラスをちょっとだけ透かして開き、その隙間から、タバコの灰を外に落とそうとした時に当ててしまったり、勿論良いことではありませんが吸い殻を外に捨てようとした時に当ててしまったり、タバコを指に挟んでいるときに背伸びをしようとしたときに当ててしまったりといったパターンです。
煙草の焦げ穴は、すごく目立つので、大ショック (T_T)
ですよね。