レンジローバーの20インチ純正ダイヤモンドカット仕上げアルミホイールの腐食(錆び)の修理・修復(再ダイヤモンドカット加工)をご紹介します。
ダイヤモンドカット仕上げのホイールで時折見かける劣化なのですが、ダイヤモンドカットしたアルミ表面と、その上のクリアー塗装との間に、水が浸入したことによって起こる腐食(錆び)です。
上の写真(クリックすると拡大します)を見ていただけば、見たことがあるという人や、ご自分の車もそのようになっているという人もいらっしゃるのではないかと思います。
クリアーの下でアルミ素地が黒くガサガサになって明らかに錆びているのが分かる状態や、ミミズが這い回ったかのような白い線状でグネグネの錆びがある状態です。
上の写真は、腐食(サビ)が一番沢山あった中央付近のアップ写真ですが、その周囲も全体的にあちこち腐食していました。写真では分かりにくいかもしれませんが、実物は、パッと見で分かるほど、醜いホイールになっておりました。
修理の方法は、
このホイールの製造段階で、表面をダイヤモンドカット仕上げするときに使われているのと同じタイプの特殊な大型精密ロボット機械を使って、再度表面全体をダイヤモンドカットし直すことにより腐食した表層を取り除き新品同然にしてしまう再ダイヤモンドカット加工修理 です。
下の写真は、全て、左が修理前、右が修理後です。
クリックすると拡大します。特に修理前の腐食状態は拡大して見ないと小さな写真では殆ど分からないと思います。
写真は沢山ありますが、全て1本の同じホイールです。